ご質問ありがとうございます。
法学部と経済学部で迷っておられるとのことですが、２つの学部は似ているようで全く違うことを学びます。大きな違いの１つは質問者様のおっしゃる通り、数学の有無です。
法学部では、数学自体を学ぶことはありません。数学的、論理的思考は必要ですが、数学を扱うことはほぼありません。法学部の専攻は法学と政治学で、基本的には文献を読み思考し記述する力が求められます。
経済学部では、1年次から数学が必修です。高校で習ったことよりも進んだ内容を行います。主に微分積分、線形台数などを習います。2年生からは、経済学の授業が本格的になり、歴史的な観点も必要になります。もちろん計算も沢山行います。

入試だけの観点で考えれば、法学部の数学の点数の平均は経済学部より低く、数学の苦手な人には法学部の方が良いかもしれません。しかし、基幹教育後、専攻に入ると法学部はハードだと言われます。あまり法学や政治学に興味がない人が続けるのは難しいです。どちらの学部の方が、合格しやすいかは一概には言えません。偏差値的にも、得点率的にも大差は無いように思います。

ここまでつらつらと書いてきましたが、大切なのは興味がある分野を選択することです。将来的にどんな職業につきたいのか、どんな学びをしたいのか、もう一度各学部のホームページから学べる内容を確認して決めるのもよいと思います。

参考にしていただければ幸いです。