2014年度AO入試で合格した者です。
自分の代の問題をとっていおいたので、問題文をそのまま載せておきます。
『以下の二つの文章を参考として（必ずしも参道の立場をとる必要はない）、教育もしくは人間形成と、「知」との関係性について自分の考えを述べなさい。考えの道筋を、4枚のパネルの順にしたがって示すこと。』
二つの文章についてですが、一つ目の課題文は「現代人の教養は人文知と科学知の双方をその射程におさめなければならない」といった内容で、もう一つは「知のステータスにも変化が生じる」といった内容でした。

対策についてですが、10分間の時間内に、自分の考えを筋道立てて話せるかどうかが大事です。そのために、何かしらの文章に対して自分なりの考えを述べられるように対策すべきです。
日ごろ読んでいる新聞の記事や、どこかの試験の問題で見た評論の問題文など、題材はなんでもいいです。それらに対して自分なりの意見を起承転結の筋道を立てて10分間で述べられるか、練習してみましょう。
プレゼン後の面接試験ですが、これはプレゼンの内容に対すす質問がほとんどを占めていました。行ったプレゼンに対して「どうしてこう思ったのか？」ということを聞かれるので、自分の考えに根拠を持つことも大事です。その辺も意識しながら練習するとよいでしょう。

自分の代には1次試験で大問1つがほぼ空白のままで提出した人や、プレゼンで10分間話しきらなくても合格した人がいたくらいなので、何を基準に評価をするのかということはまったくわかりません。しかし、”10分”という時間が与えられているのであれば、その時間を上手に使ってプレゼンをしたほうがいいのは明らかだと思います。自分で練習する際も、時間をしっかり意識しながらやってみてください。

どのような課題が出題されるかは当日まで本当に予想できないので、日ごろからいろんな話題にふれて見分を広めておくことを強くお勧めします。